les impressions et les expressions

フランス語chとエスペラントĉ/ŝ

ch en français et ĉ / ŝ en espéranto
originel, 11 juillet 2024

この記事は、フランス語に由来するエスペラントの単語で、原語のchの綴りがどのように反映されているのかを調べることを目的とした記事です。ただし、冒頭に結論を書いてしまうと、よくわかりませんでした。そこで、せめてデータを列挙することにしようと思い、このページを作ります。

調査に使ったのは、Andras Rajki (2006) Etymological Dictionary of the Esperanto Language のアーカイブです。基本的に関係するところをそのまま抜粋しましたが、重要となるのは語根であるため、一部エスペラント特有の合成語や、エスペラントの造語体系で説明できるものは手動で省きました。

なお、一般的な傾向として、見たところ、英語やドイツ語、ロシア語に取り入れられているものはŝになりやすく、イタリア語にも取り入れられているにも拘らず、なぜかフランス語の語形をもとにしているものはĉになりやすいようです。一方、フランス語にしかない単語については、一定の規則性は見られなさそうです。

ĉをつかう単語(61語)

ŝをつかう単語(42語)

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