らずぱいを買った
raspberry pi zero wを買いました。
ずっと点いているパソコンがあるとお遊びをするのに便利そうですよね。たぶんサーバっていうような気がするんですが、あんまりパソコンにつよくないので、そんな大仰な言葉づかいをするものじゃないかなと思ってずっと点いているパソコンって呼んでいます。あとこの行を書いている時点ではまだなにもserveしていないのでサーバではない。
お遊び用のずっと点いているパソコンといえばらずぱい。利根川の土手のへりを延々と歩くという謎の学校行事で中学三年のときにPCプログラミング部のひとからそう聞きました。なんかいい感じがするのでらずぱいが欲しい。名前もかわいいしね。ところでラズベリーの綴りってraspberryなんですね、なんか知らない話すぎてほんとはなんかもっと普通のつづりをするところをらぶぱい屋さんがちょっとつづりをいじって固有名詞になるようにしたのかな、と思って検索したらふつうにもとからこういう綴りらしい。木いちご大好きです。
でもそもそもずっと点いているパソコンとしてらずぱいというのは向いているのでしょうか。大きい会社のサーバ用コンピュータはそういう用途のために作られているからふつうに向いていて、家庭用のパソコンはそれほどではなくて――らずぱいはどうなのでしょうか。名前がかわいいけど彼氏は?年収は?調べてみました!――どうやらべつに向いてはいないらしいです。たぶんおもちゃっぽいというところでずっと点けていても罪悪感がないということなのでしょうね。私も対抗宗教改革が来る前に免罪符大量発行のビッグウェーブに乗りたいです。
ということで買ってきました!
ほんとうはraspberry pi zero 2 wがほしかったのですが、オンラインショップの含めてどこも半年は入荷しない感じがしたので、しかたなく型落ちの無印です。型落ちのくせに値段がほとんど変わらないのがやや癪ですが、もとが安いのでよしということにしましょう。しかし数年前のサイトを見ると1800円くらいで買えてたふうに出てくる。秋月に行ったらWHしかなかったのでとなりのとなりの千石で買いました。WHってなんかとげとげしたのが刺さってて怖いしたぶんIoTごっこはやりません。そんなことを言い出したらきりがなくなってしまうのであれだけど、WHでLEDランプとかが光るのって初心者向けのやりかたをするならばそういうpythonのライブラリをimportして一行書くだけでできるらしい、それって光らせているのは俺じゃなくてライブラリを書いたひとなのでは?――きりがなくなってしまうのでやめにします、ごめんなさい、べつに自分で再実装したかったら理論上できると思う。
raspberry pi zero wにはmicroUSB bが2つついていて、これ第2世代がtype cだったらハンカチを噛みしめるところなんだけれど、後継モデルもなぜかmicro bらしいので許します。むかしのコードくんに再就職先ができてよかったね。それはそうと接触状態がまともなmicro bのコードっていま1本しかないかららずぱいを鯖運用しちゃうと実質使えなくなってしまう。まあ今後の活用状況を踏まえて検討しましょう。あとwifiがついています。嬉しいですね。いまメイン機はデスクトップでwifiがついていないのでむずかしいですが。tailscaleとかでいい感じにしましょう。あっでもそれだとwake on lanできないんだなあ、みつを。
ストレージは浜田電機でたぶん中国にOEMしてるんだろう32gb 1,000円のmicro sdを買ってきました。らずぱい本体にはHDD/SSDはなく、常に外部メディアからOSを起動することになっています。DOSが入ってるフロッピーを入れてから電源を入れてぴぽらせていた時代みたいでなんだか嬉しいですね。購入したmicro sdカードはV10 (=10MB/s)だから今となっては遅いけど、いくつかの個人サイトがV10が最低要件って言っているし、そもそもCPUの性能が必ずしも高いわけではないだろうにどこがボトルネックになるかもよくわからないので、とりあえずお遊びということで安さを優先しました。秋葉原ってアマゾンより安いから嬉しい、東京に住んでいてよかったね。全体的に2013年ごろの周辺機器っていう感じがするものが多くて懐かしいです。
帰宅しました!

袋を開けてみると、やはり小さくてかわいいですね。ネットの前情報と異なり本体に技適マークがついています。これはかなり嬉しいです。ネットには袋にしかないから袋は捨てないようにって書いてあったけどこんなただのジップロックみたいなの保管するの嫌すぎる。電波法だいきらいです。非関税障壁。市民的不服従したい法律第一位。
さて、OSをインストールしていきましょう。メイン機で慣れているArchを入れるという手もありましたが、SSH接続メインで運用することを踏まえると、それだと何をいじっているのかよくわからなくなってしまうので、せっかくですしらずぱいが用意しているOSを入れましょう。こちらはDebian系です。Debian系に慣れておけばTermuxとかも使いやすくなる気がします。いにしえのmicro sdアダプタをもってきて――見つかりませんね。探すのに10分かかりました。
さて、順張りしてRaspberry Pi ImagerでSDカードにOSを書き込んでいきます。というのも、らずぱいにはMini HDMIとかいうあまり我が家で見たことのない端子が挿せるらしいですが、そんなものはないのですべてSSHで解決したく、そのためには最初からWifiがセットされてsshdがenableされた状態のイメージを書き込む必要があるのです。と思ったら――なぜかImagerがドライブを認識しません。結論だけ書くと、公式サイトからダウンロードしたやつにchmod +xするのをやめて、pacmanでインストールしたら見られるようになりました。たぶん依存が解決されてないかなんかだったんだと思う。パッケージマネージャ最高。
あとはもう書くことがあんまりありません。最初電源に接続したとき電源を示すランプが不安定だったからコード買わなきゃかあと思ったけどその後ふつうに安定しました。めでたしめでたし。
動作はまあまあもっさりしていて、でも許容範囲です。vimでbashrc開いたら500msくらいかかる感じ?パソコンの重い軽いを決める要素には、パソコンのスペックと、動かそうとしているもののたいへんさの二つがあって、前者が発達するとなぜか後者も(たいした追加機能が実装されている感じはしないのに)発達してしまって結局ユーザー体験があまり変わらないというジレンマがあると思うのですが、その総合点であるところのユーザー体験としては、2000年ごろのパソコンか、二つ折りと同じくらいの速度という感じです。どっちも懐かしいだけだからぜんぜんゆるせるね。せっかくなのでbashのplaceholderをラズベリー色にしました。
さて、それはそうと使い道が特に思いついていません。なにかいいものがあったら教えてね。それではneofetchでも載せてお別れしましょう、またいつか。

同日追記:とりあえず広告をフィルタリングするDNSサーバにしたので無事serverになりました